2015年有馬記念★ゴールドシップ引退式

2015年、どんな年でしたか?

毎年、この有馬記念が終わると
今年も終わった…と何ともいえない気持ちになります。

ラストランを迎えた白い怪物ゴールドシップが
最後にどんな走りを見せてくれるか、
今年6勝、うちG1を2勝しているラブリーデイは
そして北島三郎さんのキタサンブラックは…
と話題満載の有馬記念でした。

勝ったのは・・・
ゴールドシップではなく、ゴールドアクター✨

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★画像はお借りしました★

この馬は、大牧場の出身ではなく、
従業員2名という小さな牧場で生まれたそうです。
小さいころは隣りの馬房の馬にいじめられていたとか(^^ゞ
気の優しい馬だったのでしょうか。
昨年の菊花賞で3着に入ったのち、
体質や体調を見ながらじっくりと乗り込まれ
約9か月ぶりの函館で復帰戦を勝利。
そして今日、13戦目の有馬記念。
豪快な走りっぷりで4連勝!


ラストランは残念ながら8着だったゴールドシップ。
3コーナーを上がっていく姿に大歓声。
このまま突き抜けてくれるかと思ったけど…。

全レースが終了後、中山競馬場で行われたゴールドシップの引退式。

今浪厩務員と北村助手にひかれ、機嫌よく、
神妙な面持ちでスタンド前を歩くシップ。
いつもとは違う、ライトに照らされたスタンド、ターフに
シップは何を感じとっていたんだろう。

「ありがとう!」

ゴールドシップに、そして、
もともと細身でありながらシップを担当してから5㎏も痩せたという
今浪さんへ声援が飛んで…
今浪さんの涙にもらい泣き。

一昨年のジャパンカップまで主戦をつとめた内田騎手。
苦悩のなか、優勝した2013年の宝塚記念のインタビューでは
「馬も生き物なんです」というコメントは
改めて心に響く言葉でした。

「お山の大将」的な気性の激しさと敏感な性質で、
周囲に気になる馬がいると立ち上がって威嚇したり、
騎手をなめたりするゴールドシップに、刺激をということで
横山典弘騎手、岩田騎手などがその後手綱をとったけれど
気分で走ったり走らなかったり。
今年の宝塚記念では、立ち上がりゲートを出なかったことも(^^ゞ
やんちゃで、関係者もファンもハラハラさせられっぱなしでした。

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★画像はお借りしました★

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★画像はお借りしました★



ラストランの有馬記念の鞍上は、
この馬のことを一番わかっている内田騎手でと
須貝調教師は決めていたそうです。
そんなエピソードにも胸を打たれるものがありました。

「ゴールドシップと一緒に喜んで、悔しんで、愛してくれて
ありがとうございました」と涙の須貝調教師。

ゴールドシップへの想いを聞かれ、言葉を詰まらせた
内田騎手に応えるように、いなないたシップ。
大怪我から復帰した内田騎手に重賞勝利、
そして皐月賞をプレゼントしてくれた…
シップへの溢れる想い。

シップは、きっと全部わかっているのかもしれないな。

関係者との写真撮影では、ごねて写真撮りをさんざん嫌がり
(最後までシップらしい037.gif)
今浪さんに説得された末、ようやく観念。

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★画像はお借りしました★


最後まで魅せてくれたゴールドシップ。

記憶に残るいい引退式でした・・・。


今後は、日高のビッグレッドファームで種牡馬になります。

シップに似たやんちゃで個性的な子どもに出会えるのが
今から楽しみです。



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by robetissage | 2015-12-27 23:56 | お馬さん・競馬 | Comments(0)

校正士ときどき物書きをやってます。日本語の美しくて奥深いコトバを紡ぐ人でありたい。斉藤和義さんやGRAPEVINE、お馬さんが好き★


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