阪神淡路大震災に想う

阪神淡路大震災から21年。。。

当時東京に住んでいた私。
いつもと同じ時間に地下鉄の階段を上っていたら
後ろから来た大阪出身の先輩に聞かれた。

「お前のところは大丈夫なんか?」

そのとき初めて知ったこと。
慌てて電話をかけても全然通じなくて
信じられない映像に…震えが止まらなかったこと。

入院中の父がいて、愛犬アリスがいた。
実家のある滋賀は、神戸に比べると震度は弱かったけど
それでもその恐怖は忘れられないという。
地震の前から異変を察して部屋を歩き回っていたアリスを抱いて
揺れがおさまるまで待った…
その時間がとてつもない長く感じたという。

家族や友だち、大切な人を亡くした方もいた。

震災の直後知り合ったせっちゃん(斉藤和義さん)ファンのMさん。
私の名前を見て、涙が止まらなかったと話してくれた。
震災で亡くなった友だちと同じ名前だったから。
17日の未明まで友だちの家で、その日に提出する作品を制作中だった。
明け方ようやく完成して、友だちが仮眠をとる間
Mさんは授業に必要なものを取りに一旦自宅に戻ったのだという。

あの年に生まれた子どもたちはもう成人して
全壊した神戸国際会館は建て直され
現在の神戸の街は華やかさを取り戻している。

でもこの日のことをずっと忘れない。
あの日の神戸の街を、あの頃の気持ち、
父のこと、アリスのこと、
そして志半ばで亡くなった多くの人のことを。




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by robetissage | 2016-01-17 21:55 | 日々のこと | Comments(0)

校正士ときどき物書きをやってます。日本語の美しくて奥深いコトバを紡ぐ人でありたい。斉藤和義さんやGRAPEVINE、お馬さんが好き★


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